「嚥下で治ったという人に初めて会いました」と言われます【感想】
ご家族の声 77歳男性・摂食嚥下障害の治療
脳出血の病気で口から食べられません、胃瘻です」と言われ、胃瘻を作り納得のいかない状態で発症から半年が過ぎていました。インターネットで嚥下障害のわかる耳鼻科医を探し当て、そこから本多先生を紹介され、すがる思いで外来受診したのをいまさらのように思い出します。
その時、口から食べられる可能性はあるとの言葉に驚きでした。
入院して2ヶ月、検査やリハビリを受けて1日1回柔らかい食事を食べられるようになった喜びは何ともいえませんでした。
その後外来で指示を受けながら教えられたことを守ってやってきたら、5ヶ月後には1日3食となり、入院してから約1年後、病気から1年半後に胃瘻を抜去できました。
車椅子とベッドの上での生活ですが、食べること、皆と一緒に食の時間を持てること、美味しいものを考えること、見ることそれらが皆可能になってこんなうれしいことはありません。
毎日の食事の折に、こうして夫と一緒に食事ができますことを本当にあり難く感謝しております。薬局の方にも介護の方にもケアマネジャーの方にも「嚥下で治ったという人に初めて会いました」と言われています。
0コメント