2025.03.01 13:26新領域の発見前回:「治療法のない障害」に挑む日々自分たちのリハビリの領域にこのような大事なものがあることを先生方に理解してもらえたことが私は大変うれしい事でした。この領域では、医師の関与する部分がかなり多くあり、もう「オーケストラの指揮者ではない」と思いました。また医師だけではうまくいかず、...
2025.03.01 13:24「治療法のない障害」に挑む日々前回:「ゴックン先生」の原点耳鼻科の先生はそのような手術は初めてだし、技術はもっているが嚥下の事を良く知っているわけではない、と正直に話をしてくれました。先生は「嚥下のことは本多先生の方がよく知っているようなので、先生が言うならその手術をしてみましょう」と言って下さり、Aさんにも...
2025.03.01 13:22「ゴックン先生」の原点前回:当時のリハビリ医療について思うこと今の私を形作った、ある患者さんとの出会いリハビリテーション科に進み、リハ医(医師になってから5年目)をめざしていた時、私は患者Aさん(仮称・60歳)に遭遇します。少し話が長くなりますが、ご容赦ください。Aさんは脳梗塞の病気のあとに、嚥下障害...
2025.03.01 13:19当時のリハビリについて思うこと私は6歳の時に交通事故に遭い60年以上義足装着の障害者です。医師になるまでには大変な時間を要しましたが、何とか医師になれました。医師となり自分の体験がいかせるのではないかと思いリハビリテーション科に進みました。当時のリハビリ医療について思うことリハビリ科の医師というので、医者が患...
2025.01.14 14:46「嚥下で治ったという人に初めて会いました」と言われます【感想】ご家族の声 77歳男性・摂食嚥下障害の治療脳出血の病気で口から食べられません、胃瘻です」と言われ、胃瘻を作り納得のいかない状態で発症から半年が過ぎていました。インターネットで嚥下障害のわかる耳鼻科医を探し当て、そこから本多先生を紹介され、すがる思いで外来受診したのをいまさらのよう...
2025.01.14 13:47このサイトを立ち上げたきっかけ私は70歳になる現役リハビリテーション医師です。リハビリテーション医師は、病気や怪我によって残ってしまった障害(後遺症)を診る専門家です。実は私も障害を持っており、6歳の時に交通事故で右大腿切断(右足太ももからの切断)となってしまいました。右足は義足でこれまで生きてきました。正直...